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メセナという言葉は、芸術文化擁護・支援を意味するフランス語。古代ローマ皇帝アウグストゥスに仕えたマエケナス(Maecenas)が詩人や芸術家を手あつく擁護・支援したことから、芸術文化支援をメセナというようになり、その活動をメセナ活動と言うようになりました。
日本では1990年の企業メセナ協議会の設立に際し、テレビ番組の協賛の意で使用されてきた“スポンサー”という英語ではなく、フランス語のメセナを採用したことから、メセナは、企業がパートナーシップの精神にもとづいて行う芸術文化支援をさす言葉として知られるようになりました。
その活動には企業が担っていて企業メセナと言われるものがあります。当初の企業メセナにおいては、企業のイメージアップ・企業文化の改善・社内での連帯感・顧客との新たなコミュニケーションなど、長期的かつ間接的なメリットを求めることが企業メセナの当然の方向性でありました。最近では企業活動そのものが文化向上に資する企業、例えば、リサイクル業・福祉産業・教育産業など違った方向性が模索し実行されてきているようです。
文化庁はアーツプラン21、メディア芸術の振興、映画芸術の振興、東京国立近代美術館とフィルムセンターの充実、芸術家の養成研修、芸術祭などに力を注いでいます。また、特定非営利活動促進法(NPO法)は、特定12分野で公共に寄与する活動を行う民間の非営利団体に、法人格を与える法律で市民の自発的な社会貢献活動を支援するため、1998年3月に公布されました。メセナ活動の発展に大きく寄与するものでしょう。
メセナ活動はより多くのひとを文化活動に参加できる環境を整えたり、アーティストの発表の場を与えたりすることが期待できます。また、文化活動がいかに社会貢献していくかを数多くの人々が語り合い担っていくものでしょう。そのために政治と経済と文化のよりよい関係が築かれることを期待したいです。
もっと詳しくメセナ活動について知りたい方は、社会法人 企業メセナ協議会のホームページをご覧ください。
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