鉛筆デッサン-石膏像|デッサン講座|デッサンの例題と練習の教室

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鉛筆デッサン-石膏像

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今回石膏デッサンに取り組みます。

この石膏像はメディチといわれ、主に土台も含めて描く構図が多いのですが、今回は土台を構図に入れないで描かれました。土台を入れないことで実物よりも大きく描かなければならないため、比較的小さい石膏像ではありますが、しっかり全体を見失わないようにしなければならないでしょう。ディテールの描きこみや描きこみの省略を計画的に描きすすめることなども必要でしょう。

左上に光源があり、その点がしっかり描ききれるかも、デッサンの出来に差が表れるところでしょう。

今回は石膏像だけに集中するために背景を描きすすめることはしませんでした。

【サイズ】65×50cm
【材料】木炭紙大画用紙、鉛筆、練り消しゴム、プラスチック消しゴム、ティッシュペーパー、サッピツ、デスケル
【制作者】G.K

石膏像メディチ

■石膏像の鉛筆デッサン過程1

木炭紙大画用紙を用意し、しっかり画面の中央を図って目印になる線を引いています。今回はデスケルを使って、形が狂わないように描きすすめました。

デスケルを使わないで描きすすめる人もいますが、石膏デッサンに慣れるまでは、デスケルを使うことはいいと思います。

慣れてくれば描きすすめる中で形の狂いを修正しながら描きすすめることが可能になるでしょう。

石膏像の鉛筆デッサン過程1

■石膏像の鉛筆デッサン過程2

大まかな形を描きすすめました。

石膏像全体を画面に納めて、頭部や顔のディテールの形状を主に線によって描き進めています。

線を引くことで面が生まれ、全体を把握しやすくなり、形の狂いが見えやすくなります。

この地点で形の狂いがないように修正を加え、今後、大きな修正がないようにしておきたいです。

石膏像の鉛筆デッサン過程2

■石膏像の鉛筆デッサン過程3

ある程度の形が見えてきたら、陰影を描き始めました。

この時、塗るようなことのないようにしましょう。形の方向を意識しながら描くことも必要でしょう。

陰影を表現するときは線一本一本が面を作り立体感を与えていきますが、塗りつぶしてしまうと面がつぶれてしまって、立体を表現することが困難になります。

石膏像の鉛筆デッサン過程3

■石膏像の鉛筆デッサン過程4

全体の陰影を追いながら、石膏の中でポイントとなる部分を徐々に描きすすめています。

特に石膏像の一番近いところや目立つ部分は石膏像の特徴をよくあらわしているので早めに描いています。

この時柔らかい鉛筆で濃度を上げてしっかり形を決めていっています。

形を決めていくことで、更に全体が見えてきます。描きすすめる上での基準となるでしょう。

石膏像の鉛筆デッサン過程4

■石膏像の鉛筆デッサン過程5

左上からの光源を意識しながら、更に描き進めています。

頭部は描きすすめながらも、明るい部分には極力鉛筆を入れないようにしています。

石膏像の鉛筆デッサン過程5

■石膏像の鉛筆デッサン過程6

全体を描きすすめながらも、顔のディテールを更に描きすすめています。

石膏像の鉛筆デッサン過程6

■石膏像の鉛筆デッサン過程7

石膏像全体の動きを意識しながら、陰影を柔らかい鉛筆を使って描いています。

筆圧を上げながら、画面全体が弱くならないように、しっかり鉛筆の濃度を上げて描いています。

石膏像の鉛筆デッサン過程7

■石膏像の鉛筆デッサン過程8

大まかに描きすすめていて、全体が見えてきました。

ただ、石膏像の前面と回り込みなどが一様に見えます。

もう少し柔らかい鉛筆と固い鉛筆を使い分けたり、描きこみや描きこみの省略などすることなどが必要でしょう。

石膏像の鉛筆デッサン過程8

■石膏像の鉛筆デッサン過程9

細かい起伏に固い鉛筆などを多用して描いています。

陰影の部分の表現に苦労しているようです。

陰影の部分は見るだけではわかりにくい部分で質感や形状が判然としないことがあります。その時は石膏像に触れたり、あらゆる角度で観察してみることが必要です。

石膏像の鉛筆デッサン過程9

■石膏像の鉛筆デッサン過程10

ここで頭部の明るい部分に鉛筆を入れています。

石膏像の鉛筆デッサン過程10

■石膏像の鉛筆デッサン過程11

更に特徴になるディテール部分を描きすすめています。

しかし、全体の陰影を表現し切れていないため、弱弱しく見えます。

石膏像の鉛筆デッサン過程11

■石膏像の鉛筆デッサン過程12

再度全体の動きや光源を意識して明るいところと暗いところの幅を広げるようにしながら描写しています。

石膏像の鉛筆デッサン過程12

■石膏像の鉛筆デッサン過程13

最終的にこのような形でデッサンを終えました。

まだまだ、この石膏像の特徴を出し切れていないと思います。

製作者は石膏の形状にこだわるあまり、光源によって出来た特徴的な陰影を表現しきれないように見えました。

また、製作者から見て一番近かった頭部の部分をもっとしっかり描ききることで、もう少し見る人に説得力があったと思います。

細かい点を言えば形の狂いもありますので、しっかり最初の段階で形の狂いを発見し修正したいものです。

石膏像の鉛筆デッサン

完成画像>>>鉛筆デッサン-石膏像


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