鉛筆の選び方と使い方|鉛筆デッサンでの鉛筆の選び方と使い方|デッサンの画材・使い方

デッサンと言う礎-デッサンの基礎技法、描き方

鉛筆の選び方と使い方

鉛筆デッサンでの鉛筆の選び方と使い方|デッサンの画材・使い方

鉛筆の選び方と使い方

鉛筆のメーカー、種類は思った以上に多く、自分に合うメーカーや鉛筆の硬さに 出会うのには時間がかかるものです。数多いメーカーの中でおすすめなのが 下記にあるメーカーです。特に三菱製ハイユニは一番折れにくいと思われます。 その分価格は高いですが描いている最中にボキボキ折れるくらいなら、鉛筆を削ることを考えて 折れにくいものがよろしいかと思います。

鉛筆の濃さ、硬さは9H〜9Bまでかなりの幅があり、何を揃えたらいいのか分からなくなりますが 画用紙との相性なんかも考えるとあまりに硬い鉛筆やあまりに柔らかい鉛筆は画面を傷めたり、 描いた上から、描きすすめることが出来ずらいといったことがあります。鉛筆選びのコツとしては あまり多くの種類を持たず3B〜3Hくらいの鉛筆から描き始め徐々に表現の幅を広げるために 種類を増やすことがいいのかもしれません。または、逆に9H〜9Bの鉛筆を揃え特性特質を研究した後に 徐々に自分の表現の幅に絞っていくことも出来ます。鉛筆は1種類でも充分すぐれた絵画を生み出せるので あまり深く考えないことが重要でしょう。基本は持っている材料でいかに描くのかが大切かと思います。

主な鉛筆の種類

◆三菱 ハイユニ MITSUBISHI Hi-uni◆  芯:H〜9H、F、HB、B〜9B
ユニとハイユニではまったく違いますので購入の際は気をつけてください。 三菱鉛筆 ハイユニ-画材

◆ステッドラー STAEDTLER◆ 芯:H〜9H、F、HB、B〜9B
製図用の鉛筆としてよく使われています。ただ、ハイユニに比べて、多少折れやすいのが気になるところです。 ステッドラー鉛筆-画材

鉛筆の削り方

鉛筆の削り方は基本的に、カッター、ナイフで鉛筆の芯を多く出すように削り、先をなだらかに尖らせる と良いかと思います。鉛筆の芯を多く出すことによって、鉛筆を寝かせた時に芯の腹で面を描くことができるので 描き始めなどには扱いやすいと思います。

鉛筆の芯先を尖らせる

鉛筆の先はもろいのですぐ折れたり、芯が減ることによって、シャープさに欠けていってしまいます。その都度、カッターで削るといいと思います。その際、カッターの刃と鉛筆の芯を直角にあて削ると 簡単に芯先が尖ります。または、ヤスリを用意するか、同じ種類の鉛筆を多めに削っておくといいでしょう。

鉛筆の持ち方と長さ

デッサン全般の描きはじめとして、鉛筆は長めに軽く持ち、鉛筆を寝かせて、大きな特徴を捉えていくのが一般的な描き進め方です。主に陰影を大雑把につかんでいく描き進め方が多く、徐々に鉛筆の持ち方を短めにして鉛筆を立てて、細かな部分へと移行していきます。最終的には文字を書く時のように鉛筆を持ち、画面を仕上げていくという感じになります。

鉛筆の濃さと描き始め

描き始めの鉛筆の濃さは基本的に画面を傷つけず、修正可能な鉛筆の濃さを選ぶのが無難でしょう。描く用紙にもよりますが、硬い鉛筆は画面を傷めやすいです。また、濃い鉛筆は画面を汚す原因にもなりやすいので気をつけましょう。基本的に、画面上で調整していきながら、使う鉛筆の濃さを選ぶわけですが、最初は画面を傷つけず、思いっきり鉛筆の調子を出すことを考えながら、鉛筆を長めに軽く持って、陰影の調子を効率よく出していける鉛筆の濃さが最適です。一般的には2B〜4B位の硬さの鉛筆が描きはじめには多く使われているようです。

鉛筆の使い分け方【例】

硬い鉛筆
硬い鉛筆は紙も痛めやすいので、最初から多く多用しない。最終的に明るい調子の描きこみに使用したり、陰影や調子のついた画面を締める感じに使用する事が多い。
中ぐらいの鉛筆
使用頻度は多く、適材適所でポイントを抑えるように画面を決めていくときに使用される。多用しすぎると画面の調子に抑揚や幅が出ない場合がある。適材適所を心がける。
軟らかい鉛筆
陰影などのアタリを大まかにつけるように、最初の段階で多く使用する。筆圧を多くすると紙を傷め、その上から鉛筆の乗りを悪くする原因になる。うまく、陰影や調子をのせておけば、後の描きこみに適するため、最初の段階に向く。

画面を汚さない工夫

デッサンを描き進めていくうちに、画面を手で汚してしまうことがあります。そのために、画面を汚さない工夫をしましょう。基本的に画面に接地する手の面積を少なくするように小指で画面を押さえながら描いたりするか、手を置くことができるように下敷きを用意したりして、工夫します。

鉛筆粉・鉛筆ホルダー

短くなってしまった鉛筆は扱いづらくなります。その際は、鉛筆ホルダーを用意しましょう。 文房具屋さんに売っていると思います。そのホルダーを使えば鉛筆が4,5センチの長さでも普通に使えるので 便利です。その後に残った鉛筆は、もったいないので芯をヤスリで削り、鉛筆粉を作っておきましょう。 その鉛筆粉でデッサンもできますし、水やエタノールなどで薄めて面白い表現ができるかもしれません。

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