エスキースについて|デッサンとは…|デッサンの基礎技法・描き方

デッサンと言う礎-デッサンの基礎技法、描き方

エスキースについて

デッサン基礎技法・描き方

エスキースを描き留める

エスキースは作品を制作するための着想、発想をとどめたり、構想を作成することです。
一般的には画用紙などにテーマに沿った色、形などの造形的手段を簡単に設定することで、色彩や形態におけるバランス関係を確認することができ、全体の構図において表現したいものが実現できるかどうかなどを確認することができるでしょう。

エスキースはテーマのためのさまざまなパターンを構想して何枚も作成することが望まれます。作者によって費やされる時間も量も違いますが、設計図的な緻密なものから、全体の明度のバランスや色彩のバランスなどの大まかな部分だけをエスキースする場合もあります。

エスキースでの着想、構想の例1

例えば、『平和』というテーマで絵画を作成しようとする場合、さまざまな考え、インスピレーションがあるでしょう。それは、漠然としたイメージから具体的なものまでさまざまです。具体的なものですと平和の象徴の「ハト」や「折鶴」、他にもアメリカ、自由の女神、ガンジー、ダイナマイト、ノーベル賞、宗教、オリンピック、国境、地球、ラブ&ピース、家族、戦争、飢餓…。そのような具体的なものからどのように『平和』をテーマとした作品を描いていくのか構想が始まります。具象的にするべきか抽象的に描くべきかなど構成方法を決めていかなければなりませんし、色彩の設定や形態の配置など吟味していかなければならないでしょう。

エスキースでの着想、構想の例2

色彩や明度、形態、マチエールなどのバランスだけをエスキースとして吟味し、それを作品として描き進める中で、インスピレーションによる何らかのイメージ、テーマを付け足して完成させるような場合もあり、その作成手段、方法は作者独自のもので絶対的なものはないといえます。

エスキースでの着想、構想の例3

静物画などを描く場合も、作品にする前にエスキースをすることがすすめられます。モチーフの配置や色彩計画、トリミングなど構成要素は数多くあります。テーマや考え方に沿った絵画の組み立て方を吟味することが必要でしょう。
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