デッサンとエスキース|デッサンとは何か

デッサン制作へ取り掛かる前に、モチーフ全体を理解するエスキースの描き方と道具について説明します。

デッサンと言う礎|デッサンの描き方と基礎

デッサンとエスキース

デッサンとは何か|デッサンの描き方と基礎技法

デッサンでのエスキースの描き方

アトリエなどのすでに組まれているモチーフをデッサンとして作品に描こうとする場合、特に重視しなければならないのは構図です。構図を吟味するにはモチーフの全体像を本作品よりも小さめのスケッチブックやクロッキー帳に描くことから始めます。デッサン作品が木炭紙ならF6位の大きさが目安で、本作品の半分くらいの大きさが理想的です。

エスキースで初心者にありがちなのが、輪郭線だけ描き、形態だけ吟味している場合や描きたいモチーフの周辺だけを描いている場合があることです。これから描こうとするデッサンのモチーフ全体を小さい作品として描く必要があり、モチーフの形態だけでなく、明暗は最低でもエスキースとして描かなければなりません。

全体像が描ききれたら、どの部分を本作品としてトリミング(切り取る)するのかを考えます。特に注意したいのは全体の大きさ、明暗のバランス、最も描きたいモチーフの位置、などがあります。デッサンの能力に応じてそのような要素は多岐にわたってきます。初心者は、モチーフの大きさを小さめに描く傾向があり、小さくまとまってしまうので注意します。また、デッサンのプランで気づいたことはエスキースにメモしておくようにします。

その所要時間は描く環境やデッサン本作品の大きさにもよりますが、絵画教室で、すでに組まれたモチーフを木炭紙(65×50cm)にデッサンするような場合などでは20分前後が目安です。それ以上時間がかかるようなら、描きたいモチーフへの魅力を感じていない場合があったり、集中力が散漫になっている場合があるので、一度、席を離れてモチーフ全体やアトリエ全体を客観的に見渡すようにして、気持ちを整えます。

デッサンで使用するべきエスキースでの道具

描写する道具はデッサンのエスキースでは、基本的に鉛筆で良いと思います。色彩が伴ってくると水彩絵具やアクリル絵具、墨なども利用されるでしょう。場合によってはコラージュなども行われます。

エスキースの紙は、多くの場合、クロッキー帳が使用されますが、おススメするのがクロッキー帳の紙よりも厚く、細部までしっかり描けるようなスケッチブックです。

最低でも、作品にするデッサンの大きさの半分のサイズは必要ですが、木炭紙やB2画用紙以下の大きさならば、F6サイズのスケッチブックを用意すると良いと思います。それ以上大きいものを描くならば、それに対応したものを用意しましょう。

F4サイズの画用紙にデッサンを実際に描こうとする場合、エスキースがF6サイズでは大きいと思われるかもしれませんが、エスキースはモチーフ全体を描く必要があり、更にプランを練るためのメモを取る余白が必要です。F6サイズくらいが都合が良いです。

そのようにして描かれるエスキースは、作品制作に取り掛かる前の作品の全体像を確認する作業です。この作業で、作品に向けて良い所と悪い所を見つけ、作品のための修正を行いましょう。

デッサンのエスキースで使うおすすめのスケッチブック

マルマン F6 スケッチブック

■商品の説明

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  • サイズ:F6
  • 寸法:縦 407mm ×横 320mm
  • 画用紙厚口(中性紙)156.5g/m2
  • 枚数:20枚

おすすめ度:★★★★★

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デッサンでのエスキースのまとめ

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