あなただけの形を思索する|自分の形、心の形

自分だけの形を理解しデッサンに反映させるにはどうすればいいか

デッサンと言う礎|デッサンの描き方と基礎

あなただけの形を思索する

自分の形、心の形|デッサンの描き方と基礎技法

自分の形を追求するために

ゴッホの絵画を見ると、ゴッホの絵画には特徴的なタッチが見てとれることと思います。そこで、あなたはどんな形の持ち主なのか探ってほしいと思います。そして、その形を理解し、育んで頂きたいと思います。あなたの形は筆のタッチから全体の雰囲気までに及んでいくことになります。

特徴的なタッチ、確立されたタッチは、初めて見た絵でも、あなたが知っている画家のものであれば誰が描いたかを言い当てることが容易なように、画家のタッチ、形は名刺代わりみたいなものです。簡単に真似できるものではないのが自分の形です。

それでは、あなたの形を理解するにはどのようにすればよいでしょうか?それは、多くのデッサンを制作することでしか、めぐりあう方法はないといえます。

しかし、それでも自分の形がよくわからない人や、あらゆるデッサンの要素、技法による混乱から、形の理解に到達する事が困難な人はいるでしょう。そこで、あなたが好きな画家の絵を模写することであなたの形に近づくことができます。あなたが好きな画家、つまり共感できる絵画はあなたに近い形を有していることがあるのです。

他にあなたの形に近づくために、あなたのテーマを探ってみることです。テーマを表現するために形を研究してみることです。水と言うテーマならば、あなたならではの水らしい形を追求してみてください。

様々な試行錯誤により、あなた独自の形が見えてくるでしょう。そして、それは心の形ともいうべきものになるでしょう。実際には色彩を伴ってくると思いますが、ここでは割愛しております。あなたの絵画、造形物を見た時に、大きな特徴となって認識されていく、あなたの分身ともいえる大事なものです。

自分の形を客観的に把握する

自分の形の特徴を探るために細かく要素別に分け、特徴を追求してみましょう。

下のように形には様々な特徴があります。あなたの形の特徴をチェックしてみましょう。

感覚器官 要素 特徴
視覚 明度 明るい 中間 暗い
  輝き 輝く 中間 鈍い
  明瞭度 はっきり 中間 どんより
  透明度 透明 中間 不透明
  鋭利度 鋭利 中間 滑らか
  立体感 膨らんでいる 平ら 凹んでいる
         
聴覚 速度 早い 中間 遅い
  方向 均等 中間 分散
  音量 大きい なし 小さい
  角度 上下 停滞 左右
         
嗅覚 鮮度 新鮮 なし 腐敗
  距離 近い 中間 遠い
  具体的なにおい      
         
味覚 濃度 濃い なし 薄い
  甘辛さ 甘い なし 辛い
  うまさ うまい なし まずい
         
触覚 硬軟 硬い 中間 軟らかい
  粘着度 粘着質 中間 淡白
  温度 熱い 中間 冷たい
  表面 ざらざら 中間 すべすべ
         

他にも様々な感覚的な要素がありますので、さがしてみて下さい。

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