自己表現としての構成と制作|平面構成のヒント1 構成とは

デザインと自己表現での構成の違いから独自の構成方法を考える

デッサンと言う礎|デッサンの描き方と基礎

自己表現としての構成と制作

平面構成のヒント1 構成とは|デッサンの描き方と基礎技法

自己表現と構成

デザインと自己表現の違いはどんなものであろうか?! まず、デザインは美しく、幸せになるであろう心地よいものでなくてはなりませんでした。一方、絵画などの自己表現では 特に美しいものである必要はなく、心地よいものである必要はありません。また、多くの人に認められなければ商品にならないデザイン。その逆に、少数の人にでも理解されれば表現する意義があると考えられる絵画。時代に則していなければならないデザイン。時代に逆行するような自己表現。その他、多くの違いがあるでしょう。
ここでは構成手法でデザインと絵画などの自己表現との違いを考えてみようと思います。

自己表現の流れ-制作のプロセスとは?

▼仕事の依頼
・基本的に制作依頼は有名なアーティストでなければないと考えられます。それは、その人の表現が認められたという裏づけです

▼何を描くか!?何が描けるか!?何を描きたいのか!?
・目標の設定は自己表現を完結する以外にないでしょう
・テーマの設定はデザインと違い、すぐに変更されるものではなく、時には一生追求するものです。
・テーマに関わる資料の収集、テーマにかかわるさまざまな調査と分析。
・自分独自のコンセプト(考え方、概念、構想、方針)をつくりあげる。
・自分独自のシステム(小説で言えば文体、文脈)をつくりあげる。

▼自己表現の作品制作作業のはじめ
・構成要素(エレメント)の選択をする。
・モチーフを選択する。
・心理的効果がねらい通りかの確認をする。

▼構成
・構成手法を吟味する
・バランスを見る

▼作品としての制作へ
・制作手法を吟味する
・レイアウトを決めていく。微妙な配置の修正。

▼設定した設計図にどのように描くか?
・日々テーマを表現するため、鍛錬した末に生まれた表現技法で制作する。または、それを吟味する。
・テーマを表現するため、画材を吟味する
・試作を繰り返して突き詰める

▼作品を完成させる
・当初の目標に達しているのかを確認する

以上のようにデザインとの大きな違いは独自のテーマを追求していて、表現技法も表裏一体であると言うことがいえます。当然、テーマにあった表現が確立されていくことで構成手法もかなり限定されていくこともあるでしょう。そうすることで似たような作品が生まれていくでしょうが、それでも誰にも真似できないパワーのある表現が確立されていれば、いくら同じような作品が生まれても、見るものを飽きさせないでしょう。

平面構成のヒント1 構成とは-目次

平面構成のヒント1 構成とはTOP


ページの上へ