モノトーンデッサンから色彩デッサンへ|デッサンと絵画の歴史

モノトーンデッサンから学んだ絵画の要素を色彩デッサンへ移行する

デッサンと言う礎|デッサンの描き方と基礎

モノトーンデッサンから色彩デッサンへ

デッサンと絵画の歴史|デッサンの描き方と基礎技法

デッサンの可能性を引き出す色彩

絵画の傾向は対立や継承などを繰り返して一歩一歩発展してきています。その中で写実的絵画、形態にこだわる絵画、色彩にこだわる絵画など様々な特徴を示しています。これらの特徴や要素をモノトーンデッサンだけで習得することは不可能なことです。モノトーンデッサンでできることが一通りわかっていれば、色彩デッサンへ移行していきましょう。

モノトーンデッサンでは、形や明度の探求には便利ですが、マチエール、構成の探求などには不便と言えます。単色デッサンは当然色彩による効果はないので、色彩デッサンによって色の3要素【色相、明度、彩度】と、その変化や補色対比の効果、バルール(色価)などを学ばなければならないでしょう。

当然デッサン、あるいは絵画に色彩が備われば、その表現は幅広くなります。フォーヴィズムのように色彩による画面構成、平面的な絵画など、見えるがままに描くデッサンとは違うものを追求することもできれば、色彩デッサンによって自己表現を覚醒させることもできるでしょう。

描いてみてわかることですが、モノトーンデッサンでは素晴らしい作品を描けても、色彩デッサンでは色彩の特性を理解していないことで稚拙な作品に仕上がることがあります。逆にモノトーンデッサンではうまく描けない方も、色彩デッサンでは特徴のある素晴らしい作品ができる場合もあり、色彩デッサンの能力とモノトーンデッサンの能力は違う面が多々あります。自分の特徴や能力を発見し伸ばしていけることを望みます。

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