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幽霊城 サイモン・マースデン写真集

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幽霊城 サイモン・マースデン写真集
幽霊城 サイモン・マースデン写真集

出版社 / 著者からの内容紹介
呪われた古城をめぐるゴシック・ホラーの旅!ヨーロッパに数多く現存する、凄惨な歴史の舞台となった古城。ジル・ド・レエが悪徳に溺れたシャトー・シャントセの廃墟、怪物伝説が巣食うフランケンシュタイン城、昼なお暗いカルパチア山脈の渓谷に聳える吸血鬼ドラキュラの城。世界中の血塗られ呪われた霊場をひたすら記録し続ける英国人写真家サイモン・マースデンが、アイルランド、イギリス、ドイツ、ルーマニアの名だたる幽霊城を訪ね、赤外線写真による独特の撮影手法でその怪奇の歴史をたどるゴシック・ホラーの旅。サイモン・マースデン代表作待望の復刊。

境界における恐怖, 2006/1/14
レビュアー: 煉獄太郎 (長野県) - レビューをすべて見る
サイモン・マースデンは、朽ちた修道院やドルイドの遺跡に満ちた、いにしえの人間が残した暗い情念を敏感に感じ取るのだろう。廃墟や荒野の写真には、陰鬱な空気と、胸を締め付けるような重圧がある。
彼は、昔から幽霊の故郷と考えられている土地の、古風なイングランドの幽霊屋敷に生まれ、不気味な肖像画や父親の膨大な幽霊や怪奇現象関連の書物に囲まれて成長したという。だからこそ、彼は亡霊の世界を写し取ることが出来るのだろう。
本書は南部アイルランド、イングランド、ウェールズ、スコットランド、フランス、ドイツ、ルーマニアの荒野や古城、ドルメンなどを撮った写真集です。赤外線写真なのでかなり不鮮明な写真が多いですが、そこがまた超自然の雰囲気を出していて良いです。古城やその城主の説明文と写真が半々くらいの割合で収録されていて、ヨーロッパの慄然たる歴史についても知識が深まります。ありふれた風景写真とは一風変わった、重苦しい恐怖の世界が、空虚に広がっています。

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