デッサンと言う礎

ペンの使い方

ペン|デッサンの道具

デッサンでペンを使うことのメリットとは!?

描画材としてペンを用いるとき、描かれた線は消すことが困難なものです。そのため、一筆ごとに慎重な作業が伴われます。

そのことでクロッキーやデッサンを行うときにペンを使うことで、集中力を養うことができ、線自体の強弱や線との重なりによって生まれる質感をコントロールする能力が養われます。

また、ペンは毛筆とはちがい、面を一筆で描くことはできないですが、線の集積によって面を表現でき、独自の画肌を作り出すことができます。毛筆のようなグラデーションや勢いのある描写はペンで簡単に表現できませんが、独特のニュアンスを作品にもたらします。

一言でペンといっても多くの種類があります。普段使いなれたボールペンから漫画制作で使用されるような特殊なものまでさまざまですが、おススメの画材はミリペンです

ペンの種類

画材としてのペンの歴史は古く、人類が文字を書き始めた頃から発展し、今日に至っていると考えられます。下記はデッサンや絵画の描画材となるペンの種類です。

葦、竹、茎などの植物性のペン
最も古いペンは植物などを加工して作られました。竹ペンなどは学校の美術の授業で使用した経験があるかもしれません。似たようなものは割り箸を加工することで作ることができます。ローマ時代には筆記用具として使用されています。
羽などの動物性のペン
七面鳥やガチョウ、アヒル、鷲などの羽などを加工して作られたペンです。15世紀から19世紀後半の画家に好まれて使用されています。
金属製のペン
金属製のペンはペン軸に様々な形状のペン先を付けることで使用されます。このようなペンは漫画制作で使用されますが、その制作手法は現在コンピュータに移り変わっています。ペン先の形状は丸、スクール、スプーン、G型などに分けることができ必要に応じてペン先を入れ替えることができます。19世紀後半から使用されている比較的新しい画材です。
テクニカルペン
このペンは無機質で均一な幅の線が引けることから主に製図の図面を書くために使用されています。他のペン先が筆圧や摩耗などで変化するのに比べて、筆圧に左右されることなく均一な幅の線を描けるように、特定の太さの中空パイプの外軸と、毛細管現象を促すための中軸で構成されたペン先をもっています。
ミリペン
ミリペンはドローイングペンとも呼ばれる極細のマーキングペン(マーカー、サインペン、フェルトペン)の一種です。 通常プラスチックまたはフェルト製のペン先で、1ミリ以下程度の極細の線幅です。製図、イラストレーション、漫画などで使用されていて、テクニカルペンと比較すると安いですが、商品の多くはインク交換ができません。漫画やデザインの制作では日常使用される画材で、1982年以降にサクラクレパスの『ピグマ』を先駆けとして、紙に滲みにくく耐水性・耐光性の高い水性顔料系インク製品が登場し多くのクリエイターに支持されたと考えられます。ミリペンの製品はメーカーにより様々にあります。例えば『ステッドラー ピグメントライナー』 『サクラクレパス ピグマ』『Too コピック マルチライナー 』などがあります。欠点としてミリペンは筆先を下に向けないとインクが出ないことがあるので、画面を立てて描く際には不向きかもしれません。
その他のペン
カリグラフィペン、ガラスペン、ボールペン、マーキングペン(マーカー、サインペン、フェルトペン)など

以上のようにペンには様々なものがありますが、一番おススメできるのはミリペンです。ドローイングペンとも呼ばれるミリペンは、極細から数ミリとバリエーションが豊富なため、様々な作品制作の要求に応えてくれる画材でクロッキーやデッサンの表現描写に適していると思います。

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