デッサンと言う礎

右脳で自由に描く|右脳で描くデッサン

感覚で描くために右脳の能力を最大限に引き出す

自由に描く

自由に絵を描くこととは、どのようなものでしょうか。わたしたちが生まれて最初に描いたものは何かを手本に描いたものではなく、自由なものだったと思います。描き方や技法などという考えなどなく、思いのままに手を動かして描いていました。

ここでは、それに近い描き方で絵やドローイングを描いてみたいと思います。これは、絵を描く原点に返ることで、絵を描くことに対する固定観念から離れることが一つの目的にあります。

よく、右脳で描くことを推奨する書籍がありますが、これらの本に書かれていることをこれから体感することにもつながることになります。

それは絵の描き方や基礎といった考え方を抜きにして、感覚で描くことを実現します。そこでは右脳のはたらきが重要になります。

左脳ではなく右脳で描く

右脳で描くこととは、感覚分野をつかさどる右脳を使って描くことなのですが、造形のいろいろな知識が得られると言語分野である左脳を使うことが多くなり、右脳の活動を抑制することになります。

更に悪い状態になると論理的に絵やデッサンの描き方を理解できないと、思うように絵を描くことができなくなってしまいます。これは左脳のはたらきが右脳の能力に制限を与えていると考えることができます。

このように左脳によってブレーキがかけられている右脳の能力を開放するために、子供の時に描いていたような絵を自由に描くことをおすすめしています。

最初は感覚だけで描く絵は独りよがりで、観る人に共感も感動も与えられないかもしれません。しかし、このアクセル全開の状態を体感することが大切なことになります。

より良い絵画やデッサンを描くためには、この感覚分野である右脳(アクセル)と言語分野の左脳(ブレーキ)のバランスが重要なものになります。

子供の遊びと右脳

わたしたちは子供のころ、多くのことを遊びの中で知らず知らずのうちに学んできました。自転車の乗り方や竹馬の乗り方、コマ回しや凧上げなどは、説明されるより実践することで習得してきたと思います。

しかし大人になるにつれて、多くの知識を書物などの言語から習得することで実践せずに満足したり、納得せずには実践しない習慣が身についていきます。

また右脳よりも左脳優位に生活することで、大人な対応が実現したり安全な生活を送ることを可能にしますが、絵画を描くときは左脳の働きが制作を邪魔することになりかねません。

そこで、大きな紙を利用して体を大きく動かしたり、音楽を聴きながら描いたりすることによって、右脳の能力を開放して絵を描いてみてほしいと思います。

ここではある方法論を実践するのではなく、実践してみてどうなるのかが大事なことです。いろいろ試すことで、最終的に「こうしたからこのような絵になった」という意識的な状態から、「どうしてこんな魅力的な絵ができたのだろう」という無意識的な状態へ移行してほしいと思います。

  1. ■Page01…右脳で自由に描く
  2. ■Page02…模造紙に思いっきり描く
  3. ■Page03…好きな音楽を聴きながら思いっきり描く
  4. ■Page04…右脳で描くための本
  5. <<<デッサンの描き方と基礎技法

デッサンの描き方と基礎技法-目次

PAGE TOP