デッサンと言う礎 | デッサンの描き方と基礎技法 デッサンと言う礎 | デッサンの描き方と基礎技法

デッサンと光源と光

光源と光を深く理解して、デッサンや絵画の制作で光の効果を最大限に活かしましょう。

デッサンのレベルを上げるために光源と光を理解する

光源と光の性質を知り、制作する対象に与える現象や効果を理解することは、デッサンや絵画作品をより深い次元へ飛躍させるために重要なことです。

光を発している光源は、太陽光などの自然光、室内灯などの人工光、人工光と自然光による多重光など色々な状況があり、それぞれ性質や現象は違います。

ある場面をデッサンなどの絵画として描く場合、光の状況をも同時に描いていることになるため、光を理解してコントロールすることは制作の大きなカギになります。

光によって伝わるデッサンや絵画の要素

光はデッサンや絵画制作で描こうとするモチーフの色相のみならず、明度や彩度をも伝えます。

黒いものは光を吸収し、白いものは光を反射する性質があります。

それらの要素は光源の性質でもさまざまに変化しているため、光源をできるだけ安定させる必要があります。

当たり前のようなことですが、そのことをおろそかにすると、描こうとするモチーフの印象や動機が揺らいでしまい、絵画やデッサンを描こうとする意欲が薄れてしまいます。

以上のことからも、光源と光を理解することで作品をより良いものにできることがわかると思います。

光源と光を理解するとき物理的なことも多少考えなければなりませんが、あまり、深入りすることはないと思います。

理解するポイントとしては、光源と光の性質、物体や物質に対する現象や効果などを理解することが重要と思います。

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