デッサンと言う礎

平面構成のヒント3 画面の動き

普段見過ごしている文字にあるさまざまな動きの要素を見つけて平面構成やデッサンで応用しよう。

文字から動き(ムーブマン)を見る

文字にある動き(ムーブマン)から構成方法を見つけ出し、デッサンや平面構成で応用する。

文字にある動き(ムーブマン)から構成方法を見つけ出す。

画面に描写することで、計算せずとも動きが生まれます。それを自在に操ることは自分の絵画を理解する上で欠かすことはできません。

ただ、漠然と絵画を描写したり、鑑賞しているだけでは、その裏に潜む動きを読み取ることは困難でしょう。絵描きは、深い計算の上で狙い通りの絵画を描くために構成の要素である動きを巧みに操ります。

動きを巧みに描き出すためには、動きから生まれる心理的効果を熟知していなければいけないでしょう。そこで、普段使い慣れている文字からどんな心理的効果が生まれるのか考えてみることにします。

構成のヒント3 画面の動き…文字から動き(ムーブマン)を見る

文字一つ一つには動きが生まれています。そして、それぞれにイメージがあります。人それぞれ好きな数字があるように、ある種の感情も備わっているでしょう。四角い紙に一文字だけ書いてみてそれに、モチーフを当てはめて考えてみることは、一つの構成のヒントとなるでしょう。

動き(ムーブマン)から見た量感(マッス)

文字に潜む形態を素直に感じ取り、動き(ムーブマン)や量感(マッス)を導き出し、デッサンや平面構成で応用する。

文字に潜む形態を感じ取り、動き(ムーブマン)や量感(マッス)を導き出す。

さて、文字一つ一つに動きがあるように、文字の全体的形から生まれる重さというものもあります。 全体の動きや、形から発せられる重さは画面全体のイメージに関わってくるでしょう。そんな点にも注目して考えてみることは構成の要素を理解する上では大切なことだと思います。

構成のヒント3 画面の動き…動き(ムーブマン)から見た重量(マッス)

漢字の[山]を見ると重心が下にありどっしりとしています。[下]は上に重心があり、[申]は中央に重心があります。一は静かに横たわっており、[川]になると重心が下に流れていき、重心よりも動きの強調が目につきます。

アルファベットや数字にもそれぞれに重さに特徴があると思います。重さ以外に動きの面白さ、例えば[Q]という文字の動きの面白さをあらためて感じられるのではないでしょうか?!このような身近なものから面白い動きや、全体から感じられる特徴を見出すことも、新しい表現の発見につながることでしょう。

デッサン描き方と基礎技法-目次