デッサンと言う礎

東山魁夷や平山郁夫の版画の贋作が流通

公開日:2021年2月8日

2021年2月8日午後、東山魁夷や平山郁夫、片岡球子が制作した版画の贋作が大量に市場へ流通していたことが報道されました。

この事件は大阪府梅田市の男性画商(52)が奈良県にある工房に作品を制作させて、販売したとみられています。贋作の流通量は800枚ほどになる可能性があるようです。

作品の流通量を不審に思った「日本現代版画商協同組合」(日版商)の組合員が昨年春頃に調査を行った結果、サインなどが異なっている贋作が市場へ流通していることを確認しました。日版商は昨年12月に贋作を流通させた男性画商を除名処分にしています。

警視庁は著作権法違反の疑いがあるとみて、昨年12月中旬に関係先の捜索、証拠品の押収を行っています。

流通している贋作作品

関係者によると、確認されている贋作は10作品になります。その中で報道で挙がっている作品は平山郁夫の『流沙朝陽』や東山魁夷『草青む』、片岡球子の『桜咲く富士』です。

百貨店のそごう・西武は8日、問題とされる10作品を2009~20年の間に計71点を合計約5500万円で販売していると発表しました。

そのうち59点についての顧客が判明しています。作品が贋作と認められた場合、販売価格で引き取ることを提案するようです。

巨匠の偽版画大量流通で警視庁捜索、工房側「金に困り刷った」

ここでは工房の経営者は8年間で800枚、1枚1万5千円で贋作を刷ったと話しています。

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