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油絵の道具

油絵を制作するための道具や画材を紹介します。油絵の道具の基本的な使い方を理解していきましょう。

油絵の道具-目次


初心者のための油絵の道具、画材の選び方

油絵の道具や画材は、描く方法によってさまざまなものがあります。価格も画材の素材や製造方法、使いやすさに応じてさまざまです。

油絵の初心者が道具をそろえるときは、絵の具、筆、ナイフ、画溶液、パレット、キャンバスなど基本的なものからそろえる必要があります。

そして、それらを使いこなしていくうえで更に必要な画材を買い足していきましょう。

初めに何から揃えるべきか分からないうちは、セットで売られている画材を購入してもよいと思います。それらを使いこなしながら必要な道具をそろえていきましょう。

画材選びのコツ

消耗が少なく、長く使う画材は、高価でも品質の良いものを選びます。例えば、筆やナイフは長期間使用することができるので品質の良い製品をそろえるようにします。

消耗の激しい画溶液や絵の具は、安いものから徐々に高く品質の良いものに切り替えていくと良いでしょう。

画溶液や絵の具は使い方を知り、自分に合うものを選ぶようにしましょう。基本的に技術の向上に伴って画材は良いものへ切り替えていきましょう。

絵の具は目的もなく高い絵の具をそろえる必要はないと思いますが、絵の具は同じメーカーのものを揃えたほうが無難です。

同じ名前の絵の具でもメーカーによって色の性質が多少違う場合があるので注意が必要です。そのような意味で画用液も同じメーカーの製品をそろえることをおススメします。

画材選びのコツのまとめ

  • 筆やナイフなどの長期間使用する道具は高価でも品質の良いものを選ぶ。
  • 絵の具や画溶液などの消費が早い画材は安い商品から使うようにする。
  • 絵の具や画溶液は、できるだけ同じメーカーの製品に統一する。
  • 技術の向上と共に画材を品質の良いものへ切り替えていく。

自由に描くための油絵の道具、画材の選び方

画材を購入するときは、単に足りなくなった画材を買い足すだけでなく、自分の理想とする絵画へ近づくために試用する目的もあります。

その意識は大きく2通りあると思います。

1つ目は、自分の絵の表現のために道具を発見し、使い方を身につけていく意識です。

2つ目は、あらゆる画材を利用することで、自分の絵の表現を開拓しようとする意識です。

実際には、この2つのことが混在した意識の中で画材を扱うことになると思います。

そして、絵画の道具や画材を徐々に使いこなしながら、自分の絵の構想と道具の可能性を模索し、自分独自の道具の使い方や絵画の描き方を発展させることができます。

それらは、あなた独自のものとなり、自由な絵画の世界を広げることへつながっていきます。

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