エゴン・シーレ展 - 2023年1月26日(木)~4月9日(日)東京都美術館で開催
掲載日:2022年8月13日
『レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才』が2023年1月26日(木)~4月9日(日)まで東京都美術館で開催。
画家エゴン・シーレ
エゴン・シーレ(Egon Schiele、1890年6月12日 - 1918年10月31日)はオーストリアの画家です。
グスタフ・クリムトらのウィーン分離派などの象徴派、表現主義の影響を受けながら、独自の絵画を追求しています。
フィンセント・ファン・ゴッホの躍動感ある表現を好んでいて、ゴッホの『向日葵』を称賛し、同様の構図の『向日葵』を描いた作品があるようです。
彼が描いた『自画像』(下に掲載)の筆致にみられる表現からは、ゴッホの影響を感じることができます。
エゴン・シーレの短すぎる生涯
エゴン・シーレは妻とともにスペイン風邪にかかり、妻が死んだあと3日後に28歳という若さで亡くなっています。
エゴン・シーレの生涯はジェーン・バーキンが主演した映画『エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々』などで広く知れ渡りました。
その後、映画『エゴン・シーレ 死と乙女』という作品もつくられていて、DVDなどで観ることができます
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
2023年1月26日(木)~4月9日(日)
19世紀末ウィーンを代表する画家エゴン・シーレ(1890-1918)は、28年という短い生涯のなかで数多くの作品を残し、独自の表現を追求しました。本展では、ウィーンのレオポルド美術館の所蔵品を中心に、シーレの初期から晩年までの絵画、素描のほか、ウィーン世紀末の芸術家たちの作品を紹介し、画家の生涯とその作品、同時代の芸術の諸相を展観します。
エゴン・シーレ『自画像』(1912年)
322 mm × 398 mm ,レオポルド美術館