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筆洗器 | 油絵で使う筆洗器の使い方と特徴

筆洗器とは

筆洗器は絵筆や刷毛などを洗浄するための筆洗油を入れる容器です。安定して筆を洗うことができ、筆洗油を安全に取り扱うことができます。

筆洗器には蓋がついているので揮発性の高い筆洗油の揮発を防ぐことができます。そして、2層構造になっているので、絵筆から除去した汚れを下層に保存することができます。

筆洗器の特徴

一般的な筆洗器の特徴は、円錐形でバケツを逆さまにしたような形状をしています。

材質はアルミやスチールなどの金属が用いられていて、揮発性の筆洗油を保存するための密閉性のある蓋がついています。

筆洗器の内部は、底から数センチ離れた位置に、穴の開いた仕切りがあります。

穴の開いた部分で絵筆をこすることで、絵筆についた絵の具を落とすことができます。仕切りの下に汚れが落ちて溜まる仕掛けです。

筆洗器の蓋を開けると筆洗器の入り口に、絵筆を洗浄した後に、絵筆にしみ込んでいる筆洗油をこそぎ落とすための棒が付いています。

以上の構造は、通常どのような筆洗器にもついています。

そのほかにも携帯が可能なように密閉する留め金がついている製品や、スプリングで絵筆を挟んで筆洗油に浸け置きができる構造がある製品があります。

筆洗器の形状の種類

円錐型
底の面積が広くできている円錐状の形なので安定していて倒れる心配が少ないです。もっともポピュラーな形状です。
円筒型
比較的スマートな形状をしていているので、収納しやすいと思います。ただ不安定なので倒れる危険があります。
バケツ型
比較的大型なので大きなサイズの筆を楽に洗えます。
密閉型
ふたを密閉してロックできるので、絵画制作で移動が多い人には人気がある筆洗器です。

筆洗器の使い方

筆洗油の入れ方

筆洗器は筆洗油を入れて使用します。筆洗油は、筆洗器の中にある仕切りを超えて、筆先がしっかり浸かって隠れるまで入れます。

筆洗器に筆洗油を入れるとき、すべて筆洗油を入れる場合と、中にある仕切りを超えない高さまで水を入れて、その上から筆洗油を入れる場合と2通りがあります。

古い文献には、水を入れる方法が多く書かれていますが、最近では、水が筆洗器の劣化を早めるので筆洗油だけを入れることを推奨しています。

当サイトでも水は入れず、筆洗油だけ筆洗器に入れることをおススメします。その利点は筆洗油だけ入れた方が筆洗器の手入れや筆洗油の入れ替えが容易だし、筆洗器の劣化を心配しなくてすむからです。

絵筆の洗浄方法

筆洗油を入れた筆洗器を用意しておけば、制作中や制作後にすぐに使用できる状態になります。

洗浄する絵筆は、絵筆についた絵の具を布や新聞紙などで、しっかり拭い取りましょう。その後に、筆洗器に筆先全体をしっかり浸けて、すすいだり、穴の開いた仕切りを使って絵筆に残る絵の具をこすり落としましょう。

洗浄した絵筆の筆洗油を筆洗器の入り口に付いている棒でよくこそぎ落とした後、布でよく拭いとっておきます。

その後、絵筆に残った筆洗油を取り除くために石鹸で洗う必要があります。くわしくは筆洗油の使い方を参考にしてください。

筆洗器-おススメの画材

油絵の初心者がはじめにそろえる筆洗器は安全に筆洗油を保管し、移動できる密閉型がおススメです。地震などの災害時にも安心できます。

密閉型 筆洗器

密閉型筆洗器(小)ミッペイヒッセン-SN [ターレンス製]

  • 大きさ:上(蓋の直径)78×下(底の直径)70×(高さ)90mm
  • 重量:250g
  • 容量:約250ml
  • 材質:スチール製

密閉型筆洗器(中)ミッペイヒッセン-M [ターレンス製]

  • 大きさ:上(蓋の直径)82×下(底の直径)86×(高さ)100mm
  • 重量:355g
  • 容量:約380ml
  • 材質:スチール製

密閉型筆洗器(大)ミッペイヒッセン-L [ターレンス製]

  • 大きさ:上(蓋の直径)100×下(底の直径)110×(高さ)103mm
  • 容量:約650ml
  • 材質:スチール製

筆洗器 密閉型筆洗い機

2021年4月9日にAmazonで¥1,327で格安販売していた密閉型筆洗器です。

  • 大きさ:上(蓋の直径)100×(高さ)125mm
  • 材質:ステンレス製

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