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キャンバス-おすすめ商品 | 油絵で使うキャンバス

張りキャンバス

油絵の初心者が張りキャンバスを購入するときは、麻100%の中目・厚口で、下地は油彩・アクリル兼用の製品を選ぶとよいと思います。

油彩・アクリル兼用のキャンバスは、アクリルエマルジョンの半吸収性の下地が施されています。半吸収性の下地は、油性下地による非吸収性の下地よりも扱いやすいのでおススメです。

また、アクリルエマルジョンによる下地のキャンバスは、アクリル絵の具と油絵の具を併用することもできます。ただし、油絵の具の上にアクリル絵の具を重ねることはできません。

初心者におススメのキャンバスのまとめ

  • 麻100%
  • 中目・厚口
  • 油彩・アクリル兼用の半吸収性の下地

麻張キャンバス 10枚セット

  • 生地 : 麻100%・中目・厚口
  • 木枠 : 桐系材料またはポプラ系材料
  • 用途 :油彩・アクリル兼用

ロールキャンバス

油絵の初心者は、アクリル絵の具を使用することも考え、できるだけアクリルエマルジョンを下地に施されているキャンバスを利用することをおススメします。

アクリルエマルジョンの下地が施されたキャンバスは半吸収性で非吸収性と比較して扱いやすいです。油彩とアクリルが併用できるので、さまざまな技法を試すことができると思います。ただし、油絵の具の上にアクリル絵の具を重ねることはできません。

東洋クロス オリアA3(旧名ゴーギャンA3)

このキャンバスを使ったことがありますが、安定して描写することができました。

  • 麻(亜麻)100%
  • 中目・厚口
  • 140cm×10m
  • 油彩・アクリル兼用

クレサンジャパン KK145

このロールキャンバスは比較的安く販売されていて、100号サイズのキャンバスを6枚とることができます。このロールキャンバスはリーズナブルなので、油絵初心者にとっては無駄にお金を使うことなく油絵を描くことができると思います。

  • 麻(亜麻)100%
  • 中目
  • 145cm×10.3m
  • 油彩・アクリル兼用

キャンバスを張る道具

桐材木枠

キャンバスを張るときの木枠は、張りキャンバスの木枠を利用するか、目的の大きさの木枠を購入する必要があります。

木枠だけを買う場合、桐材でできた木枠が軽くて安いのでおススメです。杉材でできた木枠は丈夫で歪みの心配が少ないですが、桐材より重く、価格は高くなります。

流通している木枠の中ではクレサンジャパン製が人気があります。

キャンバス張り器(プライヤー)

キャンバス張り器は性能が高くなるにしたがって高価です。約1000円から6000円くらいの値段の幅があります。

滑り止めのゴムが装着できる張り器でつかんだキャンバスは滑りづらく、力のない人でもキャンバスを張れるように工夫されています。

プライヤーの幅は通常5cmくらいですが、大きなサイズのキャンバスを楽に張るためには、幅の広いプライヤーで張るようにします。

タックス(キャンバス用の釘)

タックスは張りキャンバスから抜いたものを使いまわすことができますが、販売することを考えているなら、新品のタックスでキャンバスを張るようにしましょう。

タックスには鉄製のものと、ステンレス製のものがありますが、錆びにくいステンレス製のものを購入するようにしましょう。

鉄製にさびにくい真鍮メッキが施された商品もあります。

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