自由に描くことについて取り上げます。私たちが生まれて最初に描いたものは、何かを手本に描いたものではなく、
技法などと言う観念もない、まったく自由なものだったでしょう。
それをもう一度体感していただきたく思います。これは、原点に少しでも返っていただきたく、提唱します。
また、 今後、絵や造形を創作される都度、何度も立ち返っていただきたいものでもございます。
よく、右脳で描くことを推奨する書籍がありますが、これらの本に書かれていることをこれから体感することにもつながるでしょう。
右脳で描くことの多くは、感覚分野をつかさどる右脳を使って描くことなのですが、これから先、造形のいろいろな知識が 得られる一方で右脳の活動を閉ざすことにもなりかねます。ですので原点を認識していただきたいと考えます。
私たちは子供のころ、多くのことを遊びの中で知らず知らずのうちに習得してきました。しかし、大人になるにつれ
多くの知識を書物などの言語から習得することに慣れてしまっています。その知識を自分の身にするには経験と努力を 必要とするでしょう。しかし、一度得た知識が感覚として習得されたとき、それは本物の能力としてこれからの人生を豊かにするものであります。
絵画、造形の要素を習得するために何度も繰り返し、試行していってください。
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