鉛筆デッサン-バナナ
学生が描いた鉛筆デッサンの解説です。バナナの鉛筆デッサンの描き方講座は学生によるデッサンの練習のドキュメントです。このバナナのデッサンの過程を参考にして独自の描き方を模索しましょう。
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鉛筆デッサンのモチーフ(バナナ)と画材
バナナのデッサンに取り組みます。
【サイズ】24.5×33.5cm
【材料】画用紙[HOLBEIN,DRAWING BOOK F4,No.30B-2,205g/㎡,R画用紙、厚口]、鉛筆、練り消しゴム、プラスチック消しゴム、ティッシュペーパー、サッピツ
【制作者】G.K
バナナの鉛筆デッサン制作過程
■鉛筆デッサン-バナナ過程1
定規を使いきっちりと中心点を測って、画用紙に補助線をひきました。
■鉛筆デッサン-バナナ過程2
ほぼ実物大の大きさで、バナナを画面に入れています。
■鉛筆デッサン-バナナ過程3
陰影を描きバナナの形態をはっきりさせています。
■鉛筆デッサン-バナナ過程4
バナナの付け根部分と端の部分までは重要なポイントとして早めに描いています。ここは特に固有色として特に明度が暗い部分ですので、しっかり色を決めて描写していきたい部分です。何度も描きなおすことのない潔さが必要になるでしょう。
■鉛筆デッサン-バナナ過程5
付け根から端までのバナナの動きを表現するように陰影をつけていきます。微妙な陰影の変化があるので平板になり、つぶれないようにしなければならないでしょう。5枚の皮が合わさっていることも意識し立体感がなくならないようにしましょう。
■鉛筆デッサン-バナナ過程6
全体的に陰影をつけることでバナナらしくなりましたが、硬さや柔らかさ、しっとりした感じやかわいた感じなども表現できるといいと思います。
■鉛筆デッサン-バナナ過程7
バナナにある傷んだ部分を描写しています。傷んだ部分自体が浮いて見えるので、傷んだ部分全体がバナナの形に沿って描写されることが必要です。
■鉛筆デッサン-バナナ過程8
最終的にこのようなデッサンで終了しました。
You Tubeで『バナナの鉛筆デッサン』を見る