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鉛筆デッサン-タマネギ

タマネギの鉛筆デッサンは、デッサンの練習のドキュメントです。このデッサンの制作過程を参考にして独自の描き方を模索しましょう。

画像はクリックすると拡大します。

YouTube動画『タマネギの鉛筆デッサン制作過程4時間』

デッサン制作過程4時間を20倍速で見ることができます。動画を気に入っていただけたなら、チャンネル登録お願いします。

モチーフのタマネギと画材

モチーフのタマネギ-鉛筆デッサン

【サイズ】F5(352mm×273mm)
【材料】画用紙[HOLBEIN,DRAWING BOOK F5,No.30A-2,205g/㎡,R画用紙、中性紙、厚口]、鉛筆、練り消しゴム、プラスチック消しゴム、サッピツ、ティッシュペーパー、定規、はかり棒
【制作時間】4時間
【制作者】G.K

タマネギの鉛筆デッサン-制作過程4時間

タマネギの鉛筆デッサン制作過程1…30分経過

タマネギの鉛筆デッサン制作過程1

このデッサンでは、F5サイズの画用紙を使用します。

画像からは分かりずらいですが、画用紙の中心がわかるように、十字に線を引いてから描きはじめています。

タマネギは、画面の中心よりも右下へずらして配置し安定感と動きを与えています。構図については動画の構図のヒントをご覧ください。

描きはじめは2Bや3Bくらいの軟らかい鉛筆を使用し、タマネギのボリュームを描いていきます。 実物のタマネギよりも、一回り大きく描いています。

徐々にタマネギの形状を整えながら陰影を描いていきます。 タマネギの回り込みや布にできた影には、ティッシュペーパーを使用して、淡い柔らかな調子を与えていきます。

十字の線など補助線などを消しながら、画面全体をコントロールしていきます。

画面の中の暗い色には、4Bから6Bくらいの鉛筆を、明るい色にはHから3Hくらいの鉛筆を、中間色にはFから3Bの鉛筆を使用しています。

しかし、それだけの使い分けでは質感表現ができないので、先ほどの鉛筆の使い方をベースにしながら、質感にあった鉛筆をさまざまに使い分けます。

消しゴムは、練り消しゴム以外に、スティック状のプラスチック消しゴムを使用しています。

この段階では、塗りつぶすことがないように、やわらかい調子で描くことが重要です。


タマネギの鉛筆デッサン制作過程2…1時間経過

タマネギの鉛筆デッサン制作過程2

陰影の調子やボリュームが出てきたら、それをベースにして、さらに細かい陰影や質感の変化を描写していきます。

このとき、サッピツや消しゴムも、描写する道具として使用していきます。


タマネギの鉛筆デッサン制作過程3…1時間30分経過

タマネギの鉛筆デッサン制作過程3

タマネギ全体が表現されてきたら、細部を描くためにベースになる陰影をさらに重ねていきます。

細部の描写では、タマネギのボリュームや陰影を壊さないように気を付けます。


タマネギの鉛筆デッサン制作過程4…2時間経過

タマネギの鉛筆デッサン制作過程4

細部の描写では、鉛筆を画面に対して、直角に立てるように使用していきます。このとき鉛筆の微妙な角度で、描かれた部分の印象が違ってくるので、さまざまな使い方を研究していきます。

タマネギとテーブルの接地部分にできた影は、最も暗い部分なので、とても重要です。画面の中の明度の基準になるので積極的に描いていきます。


タマネギの鉛筆デッサン制作過程5…2時間30分経過

タマネギの鉛筆デッサン制作過程5

布にできた影は、早めにしっかり描いていきます。そして、画面全体をコントロールするために、背景も早めに描いていきます。

背景を描くときは、タマネギとの関係を考慮する必要があります。

例えば、背景を白にした場合、タマネギが背景の明るさを反射すると考えられるので、タマネギの回り込み付近は明るく表現されます。

このように画面全体にある関係性をコントロールするように描いていきます。


タマネギの鉛筆デッサン制作過程6…3時間経過

タマネギの鉛筆デッサン制作過程6

タマネギの回り込みと細部の描写を積極的に行います。

タマネギの回り込みの描写の密度を高めるためには、手前に位置するタマネギの中心部分の描写の密度を高める必要があります。

モチーフの手前と奥をしっかり描写して表現できれば、モチーフの存在感を強めることができます。


タマネギの鉛筆デッサン制作過程7…3時間30分経過

タマネギの鉛筆デッサン制作過程7

時間が1時間を切っているので、布にできた影と背景をまとめていきます。

タマネギの特徴である根の部分や、その反対側にある薄皮がまとまった部分も修正することがないように描き切ります。


タマネギの鉛筆デッサン制作過程8…4時間経過

タマネギの鉛筆デッサン

最後30分なので、モチーフを中心に違和感があるところを修正します。

最終的には画面全体が一体になって、絵画は成立するので、画面全体でおかしなところがないか確認します。 以上がタマネギの鉛筆デッサン制作過程の解説になります。

【終了画像】>>>鉛筆デッサン-タマネギ

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