デッサンと言う礎 | デッサンの描き方と基礎技法 デッサンと言う礎 | デッサンの描き方と基礎技法

デッサン初心者は絵画教室を利用しよう

初心者が独学でデッサンを学ぶと、無駄に多くの時間を費やしてしまいます。週一でよいので絵画教室でデッサンを学ぶことをおススメします。

初心者がデッサン力を自分のものにするためには…

このサイトではデッサンや絵画を描くための情報を発信しています。

独学でデッサンや絵画を学ぶ人が利用しているものと想定して、サイトを製作しています。

しかし残念ながら、情報を得て独学でデッサンや絵画を学んでも、簡単に描く能力を高めることはできません。

とくに独学で絵画を学んでいる人は、一定のレベルで絵画を描けるようになると、自己満足してしまい、向上心が低下するので注意が必要です。

それを防ぐためには自分の描いた絵を人に見せることは特に重要です。

例えば自信のある作品を人に見せると、手ごたえがない反応が返ってくることがあります。

そんな時の脱力感は創作していく上での気力が失われます。

しかし、これをきっかけに、なぜ手ごたえがないのか!?なぜ自分の表現が受け入れられないのか!?を考えるようになります。

それは創作の糧になり、向上心へとつながっていきます。

以上のことだけでも、デッサン初心者は絵画教室などで様々な人にデッサンの制作過程や作品を見てもらうことをおススメします

初心者は絵画教室で刺激を受けよう!

絵画教室では他者に作品を見てもらうだけでなく、専門家に指導してもらうこともできます。

週に1日だけでも絵画教室で指導されながら絵を描けば、限られた時間で効率的な制作作業が進められるようになります。

基本的な道具の使い方が身につくうえ、クオリティの高い作品が描けるようになるでしょう。

そして人が見ている環境だと自己満足することはなくなり、自分の作品を客観的に見ることができるようになります。

絵画教室にいってみようと思う方は、インターネットで近所にある通いやすい絵画教室を探すと良いと思います。

いくつか見つかったら、すぐに教室を決定せず、アトリエの雰囲気と生徒の作品を見ることをおススメします。

中には、体験的に学べるところもありますから、体験学習してみるとよいでしょう。

それらの経験を経て、いくつかの教室から通う教室を選ぶようにしましょう。

実際に習い始めると、いろんな不安が出てきますが、最初は絵画教室のやり方に従って身を任せてみることが必要です。

デッサンを上達させる絵画教室の条件

くどいようですが、デッサンを本気で学ぶとき、あなたの将来を左右しかねないので、絵画教室はしっかり選んで決めましょう。

絵画教室と先生の特徴

絵画教室は、子供向けの教室、大人向けの教室、美術大学受験向けの教室に大きく分けることができます。

これらの教室を運営するには資格が必要ないので、先生が教える内容と質には違いがあります。

デッサンを本気で学ぶのなら美大や芸大、美術の専門学校を出た先生に教えてもらうと良いと思います。

そのような先生はデッサンの重要性を理解しているうえ、描くための知識や技術が豊富にあります。

とはいえ、学歴で絵が描けるわけではないので、専門的な学校を出ていても先生が教える内容と質は千差万別です。実際に教えてもらうまでは良い先生かどうかは判断は難しいところです。

そのため授業を体験したり、学んでいる学生の絵画を見ることが重要です。

絵画教室の課題の傾向

教室を判断するために教える内容に注意してみましょう。教室では単に好きな絵を描くのではなく、何かの課題をこなす中でデッサンや絵画の造形能力が高められると良いと思います。

特に初心者は目的意識をもって課題をこなす必要があります。

その課題の内容はデッサンや造形能力の要素を学ぶためのものであることが必須で、課題に対する何らかの答えが導かれることが重要です。

ただ課題を与えて描かせて闇雲に批評するような教室はだめです。

教える内容は前回から今回、今回から次回へ向けた脈絡のあるものでなくてはなりません。

そのようにして絵画教室では課題をこなすことで、多くの造形の要素を理解して基本的な技術を磨いていきます。

デッサンを上達させる絵画教室の条件のまとめ

  • 先生が美大や芸大、美術の専門学校出身であること
  • 学習内容には課題があり、その課題に対する何らかの答えが導かれること
  • 課題の内容には前回から今回、今回から次回に向けて脈絡があること

以上を参考にして、デッサンを学ぶための絵画教室を探してみてください。

デッサンの描き方と基礎技法-目次