ムーブマンを考える上で参考になる本
『視覚表現―コンピュータ時代のベーシックデザイン』は、ムーブマンだけでないさまざまな絵画やデザインの要素が書かれているデザイン系のおススメの参考書です。
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視覚表現―コンピュータ時代のベーシックデザイン
デッサンでいうムーブマンは平面上の動きを指してよく言われる用語です。それは、見るものに与える心理的効果の結果として言われることが多いものです。 "ムーブマンはこのようなものです"とわかりやすく解説されている技法書や美術書は見たことはありません。それはムーブマンというものは、ある造形的要素によっておこる現象を指しているからだと思われます。 そして、その造形的要素はさまざまにあって、一括りにムーブマンはこういうものですということは膨大な範囲に及ぶことといえます。 そこで効率よくムーブマンといわれるものを学ぶために、広く浅く造形的要素を知ることが、今後の独自の表現に近づくための基礎となるでしょう。 そこでデザインを勉強する時に使われる参考書の多くに解説されている平面のための造形的要素や心理的効果を活用することが効率がいいと考えます。 この本はコンピュータ時代のベーシックデザインという副題がつけられていて、あたかもデザイン分野だけのための本に捉えられてしまいそうです。 しかし、その内容は平面に関する造形の要素がふんだんに 取り上げられており、画像の多さと詳しい説明でかなり得した気分になってしまいます。 デザインの分野から得られる基本的な知識は、デッサンでいうマッスやムーブマンを理解させ、多くのインスピレーションをわれわれに与えてくれます。その入り口にこの本はお薦めの一冊です!
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