はかり棒 | デッサンで使うはかり棒の使い方と特徴
このページの目次
はかり棒とは
はかり棒はデッサンや絵画を制作するときに、絵画全体のバランスを確認し、モチーフとなる対象の寸法を測るときに使用される道具です。
市販されているものには目盛り付きで角度を測れるものがありますが、細くてまっすぐな30~40cmくらいの長さの棒があれば代用できます。例えば編み棒や、自転車のスポークが代用品として知られています。
はかり棒の使い方
描き始めは、画面に納める対象全体の比率を考えるためにはかり棒は使用していきます。対象全体を画面に納める見当がついたら、細かな部分を計測するためにはかり棒で測っていくいくようにします。
はかり棒は、大きな範囲から徐々に小さい範囲へ移行して使用していくのが使い方のコツです。描きすすめるうちに形態は狂いだしますのでその都度、確認する事が求められます。
はかり棒以外にデスケルなどを使用すれば、画面に納める感覚を養うことができます。
上図のような市販されているものを使ったことがありませんが目盛りを使って測ることができます。基本的な使用方法では目盛は必要ありません。
個人的には30cmくらいの長さの真っすぐな細い棒があればいいと思います。また、2本のはかり棒があると対象の角度やパースを確認することができます。
はかり棒-おススメ画材
自転車 スポーク 10個 310mm
はかり棒として多くの人が使用しているのが自転車のスポークです。
自転車のスポークは長くまっすぐで、簡単に曲がらないので、はかり棒に適しています。
そのようなことから自転車のスポークは画材店などでも売られています。
この商品は10本まとめて売られているので、友達へプレゼントしても良いのではないでしょうか!
ARTETJE デスケル はかり棒
木炭紙の長辺と短辺のそれぞれ1/4の位置をしめす目盛り付きで正確な長さの比率測定ができます。角度の測定や比較が容易にできるピアノ線も付属しています。デッサン初心者で、どうしても形が正確に描けない人などは使用すると良いと思います。