木製パネル | デッサンで使う木製パネルの使い方と特徴
木製パネルとは
木製パネルは画材として、さまざまな用途に使用されています。
例えばデッサン画用紙を置くための土台になったり、水彩画や日本画を描くための画用紙を水張りするための土台になります。
目止めをすれば油彩画やアクリル画などを描くことも可能です。
画像右はラワン・パネル、左はシナ・パネルです。
木製パネルの大きさ
木製パネルのサイズは画用紙やキャンバスの種類と同じだけ販売されています。ジャケットサイズや木炭紙判サイズなどもあります。
木製パネルの素材
画材として販売される木製パネルの素材は主に2種類あります。一つはラワン材、もう一つはシナ材です。
ラワン材の表面は比較的やや粗く、アクが出やすいという特徴があります。
シナ材の表面は比較的きめ細かく、アクが出にくいという特徴があります。
アクは水分を木材に与えたときに出てくる水溶性成分です。主に黄色い色をしていて、画用紙に侵食する性質があります。
シナ材はラワン材と比較してアクが出にくいので、シナ材でできた木製パネルを使用することをおススメします。
鉛筆デッサンでの木製パネル
デッサンでは主に、鉛筆デッサンの際に画用紙を載せる土台の役割をします。その際、画用紙と木製パネルをクリップで留めて使用します。
YouTube動画『木製パネル比較(ラワン材 vs. シナ材)』
ラワン・パネルとシナ・パネルはアクの出方に大きな違いがあります。しっかり、理解しておきましょう。
木製パネル-おススメの画材
木製パネル シナベニヤパネル B2 (728×515mm)
●シナベニヤ
●パネル B2 (728×515mm) 厚み24mm 桟:ゴムの木 パネル:シナ材
●桟(厚さ:20mm、幅:17mm)
中桟:横1本
クレサンジャパンの木製シナベニヤパネルは表面に最高級のシナベニヤ材を使用した本格派パネルです。シナベニヤ板・桐材桟共に精度が高く加工できる反りが少ない素材です。コーナー部分には、ほぞ加工を施してあり従来のパネルに比べねじり強度が約50%向上しています(当社比) 。また、枠とベニヤの接着には耐水性接着剤を使用しており水張り等にも安心してご利用して頂けます。シナベニヤ板は、黄白色でアクの発生はほとんどありません。
木製パネル シナベニヤパネル B3 515×364mm
●シナベニヤ
●パネル B3(515×364mm) 桟:桐材 パネル:シナ材
●桟(厚さ:20mm、幅:17mm)
木製パネル シナベニヤパネル 木炭紙 (650×500mm)
●シナベニヤパネル
●サイズ:木炭紙 (650×500mm) 桟:ゴムの木 パネル:シナ材
●桟(厚さ:20mm、幅:17mm)
中桟:横1本
木製パネル シナベニヤパネル F15 652×530mm
●シナベニヤパネル
●サイズ:F15 (652×530mm) 桟:ゴムの木 パネル:シナ材
●桟(厚さ:20mm、幅:17mm) 中桟:横1本