デッサンと言う礎

イーゼルの選び方

イーゼル|デッサンの道具

デッサンにイーゼルは必要か?

デッサンには、ある瞬間の映像をスケッチブックなどに記録するためラフスケッチや、ある対象に対して長時間にわたってデッサンを行うなどがあります。

ラフスケッチなどの場合、ある制作のためのネタ帳的な役割があるため、スケッチブックなどに直接描くことが望まれるでしょう。

しかし、石膏デッサンや野外で長時間にわたってある対象を描こうとするとき、イーゼルはなくてはならないといえます。それは、製作中のデッサンをイーゼルに常に立てていることで客観的な制作進行ができることや五感を対象とデッサンへ交互に集中することができるからです。

野外用イーゼルと室内用イーゼル

イーゼルには屋外用のものと室内用のものがあります。文字通り野外で制作を行う場合は野外イーゼルを使い、室内で制作を行う場合は室内用のイーゼルを用意する方がいいでしょう。

イーゼルを購入するときは、高さに注意することが大切かと思います。常に立ちながら描く場合もあれば、いすに座って描く場合もあります。また、地べたに座り込んで描くようなときもあるかもしれません。それは製作する意図で変わってくるでしょうし、制作環境でもさまざまに変わってきます。

また、描きたい絵の大きさによって対応できるイーゼルが違ってきます。イーゼルを購入するときにF30号対応などと書いてあるのでそれを参考にしたらよいでしょう。

下図のようなイーゼルはデッサン用ですが油彩の制作にも利用でき、かなり良い部類のイーゼルになります。このイーゼルは作品を上から固定できるように設計されているので安定感があり、使い勝手がよいでしょう。

イーゼルの大きさの目安

  • 高さ90cm前後…地べたに近い高さに座って描く場合のイーゼルの大きさです。それ以外にはあまり使われませんし、大きい作品を制作するには向きません。
  • 高さ120cm前後…通常、普通のいす(学校の教室にある椅子の高さ)に座って描く場合のイーゼルの大きさです。立って描くには低すぎますが、小回りがきき、簡単なデッサンには最適です。F15号、木炭紙大までなら安定して利用できます。
  • 高さ150cm前後…立って描く場合に最低必要なイーゼルの高さです。座って描くときには安定して使用できます。F20号~F30号くらいの大きい作品に挑戦するときにも役立ちます。
  • 高さ180cm前後…立って描く場合や大きな作品を描くときに使い勝手の良いイーゼルです。F50号以上の大きさの作品を描こうとしたら必要になるかもしれません。

※注意:油彩などは油絵用のイーゼルがありますが、高価なため、デッサンイーゼルで代用する場合が多くあります。絵画教室などのアトリエ、美大受験予備校などでは、基本的に揃えてあるものはデッサン用イーゼルになると思います。

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