手のクロッキーで画力を向上させる
自分の手をクロッキーすることで画力を向上させることができます。一日一枚自分の手をクロッキーして描写力を高めましょう。
このページの目次
手のクロッキーの魅力
クロッキーを描くとき、人物や動物などをモチーフにすることが多いと思います。
それらを描くには、人物クロッキー会に入会したり、動物園に行く必要があるので、いつでも気軽に描くことはできません。
そのような状態を克服する良い方法が手をクロッキーすることです。 手をクロッキーすることで、手が複雑で魅力的なモチーフであることに気づかされると思います。
この手を対象に15分、10分、5分と時間を設定して毎日コツコツクロッキーすることをおススメします。
毎日一枚、手をクロッキーした結果、速写の能力や人物クロッキーの能力が向上することに驚くでしょう。
手をクロッキーするためのポイント
手をクロッキーするポイントは、人物クロッキーをするときのポイントと同じです。
描きはじめは構図を考えながら、線によって描写していきます。線は太さを変えたり、強弱をつけたりすることで動きを与えることができます。
線によって、手を表現できるようになったら、明暗法を意識して、陰影を描写するようにしましょう。
クロッキーでは描写する要素を詰め込みすぎないことが重要で、一つの要素を充実させてから、異なる要素を足していくようにします。
手のクロッキー参考動画
ここに掲載されている手のクロッキーは30分と少し長めに設定していて、実物の手の大きさよりも一回り大きく描いています。
掲載されている手のクロッキーは古い順番に時系列で並べているので、徐々に絵が上手になっているのがわかると思います。
それぞれの手のクロッキーの動画も見れるので参考にしてください。
手のクロッキー練習30分
手のクロッキー練習30分 No.2
▮Youtube 手 - クロッキー30分練習 No.2
手のクロッキー練習30分 No.3
▮Youtube 手 - クロッキー30分練習 No.3
手のクロッキー練習30分 No.4
▮Youtube 手 - クロッキー30分練習 No.4
手のクロッキー練習30分 No.5
▮Youtube 手 - クロッキー30分練習 No.5
以上のように手のクロッキーを30分おこなうだけで、ある程度リアルな絵画を描くことができることが分かると思います。
このクロッキーで得られる描写のコツやスピードは、デッサンの技術や描写スピードへ反映され、絵画の総合的な能力を高めていきます。